2018年02月01日

奇跡の一行

「1行バカ売れ」川上 徹也 角川新書 2015年

奇跡の1行のチカラ

4p〜
 「実際にあった事例。
 いずれの主人公も、自分がPOPに書いた「言葉のチカラ」でその問題を解決しました。 
 もちろん「言葉のチカラ」が発揮されるのは、POPだけではありません。

 ◯ 1.老舗食品メーカーが苦戦していた自社商品の最大の欠点を1行にして訴求したら、同じ商品なのに再び売れてシェアを取り戻した。

 ◯ 2.テレビ通販でMCが、あるターゲットにむけて商品の新しい使い方を付け加えただけで、その商品の売上げが急増した。

 ◯ 3.それまであまり価値がないと思われていた魚に、新しい名前をつけて売ったら連日大行列ができる超繁忙店になった。

 ◯ 4.知事がとっさに語った機転のきいた1行のフレーズが県に莫大な経済効果をもたらした。

などなど。

上記の効果をあげた内容は、それぞれ以下の通り。
1. 「二木の菓子」が40年来変わらぬ製法で作り続けられている「あんドーナツ」を「昔は甘いものって特別な時しか食べられなかったんだよ」の一言から「今となっては素朴でも、昔はこれが贅沢だったんだ!」とのPOPで飛ぶように売れた。

2. テレビショッピングで有名な通販番組で、働くお母さん向けにボイスレコーダーを売ろうと考えました。どんな言葉で?それは、お母さんがまだ働いている間にお子さんは学校から帰って来ますね。お母さんがいなくてちょっとさびしい。
「でもボイスレコーダーにこんなメッッセージが吹き込まれていたらどうでしょう?〇〇ちゃん、お帰りなさい。お母さん、まだ会社だけど、おやつは冷蔵庫に入っているからね。宿題は早めにちゃんとやってね。」お子さんは喜びます。さみしさもやわらぎます。

 3.「天然」の魚の方近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」いわゆる「近大マグロ」です。32年間の歳月をかけ実現した天然に負けが「養殖」より味がいいというのが定説だった。しかし、「ない美味しさが売り。

 4. 鳥取県知事の平井伸治さんがインタビューされた際、スタバのお店がない唯一の県となったとの問いに答えて曰く、「鳥取はスタバはないけど、日本一のスナバがある。」これが鳥取に莫大な経済効果をもたらすことになる。」

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以上のようなお話が山と出て来ます。久々に2度読みしました。

posted by Fukutake at 16:57| 日記