2016年12月26日

悩みの解決法

「頼藤和寛の人生応援団」産経新聞社 平成13年

帯の言葉
「私は『認識の鬼』でありたい」
「『そのうち死ぬのだが、ちょくちょく楽しいこともある』というのが万人の人生である」

250P

(質問者)
 「いろいろなおお話を聞きたいのですが、…。悩む人に対して最後にひと言、アドバイスをお願いします。」

頼藤
 「悩むことが趣味でない限り、悩みを卒業する方法、自分なりの方法を編み出すことを勧めたいですね。剣術と柔術のように、一流一派を立てることが大切です。
 僕は、その人その人の流儀があると思う。悩みから脱出する、自分なりの流儀、流派を打ち立てるべきでしょう。それは若いうちから実践したほうがいい。ただ、悩みの解決方はいろいろあるし、紹介されているから、いくつかのパターンを学んでいき、その中から自分に本当に合ったものを選んでいけばいいのではないでしょうか。
 自分の深刻な悩みを笑い飛ばせるようになったならば、それは悩みに打ち勝った証拠でしょう。」


深い言葉です。
posted by Fukutake at 13:45| 日記

2016年12月19日

君子とは

「論語」宮崎市定 現代語訳 岩波現在文庫 2000年

子張 第19 より二編

479 子夏曰。小人之過也必文。(子夏曰く、小人の過ちや、必ず文(かざ)る。)

訳)子夏曰く、諸君は万一、過失を犯したら、決して言い訳をしてはならぬ。



480 子夏曰。君子有三変。望之儼然。即之也温。聴其言也厳。(子夏曰く、君子に三変あり。これを望めば儼然、これを即(つ)けば温、其の言を聴けばはげし。

訳)子夏曰く、諸君に三つのあるべき姿ということを教えよう。遠くから見ると近寄りがたい。ところが実際に近寄って見ると、意外に人あたりがいい。しかし、その議論を聞くと穴に入りたいほどきびしい。


プラトンが説く、ソクラテスのようです。
posted by Fukutake at 08:47| 日記

2016年12月12日

中原中也

中原中也 
(昭和11年(1936年)「文学界」6月号でした。
第6回「文学界賞」(昭和11年7月号発表)の応募作で
選外2席となった作品です。)

六月の雨
 
またひとしきり 午前の雨が
菖蒲のいろの みどりいろ
眼うるめる 面長き女
たちあらわれて 消えてゆく
たちあらわれて 消えゆけば
うれいに沈み しとしとと
畠の上に 落ちている
はてしもしれず 落ちている
       お太鼓叩(たた)いて 笛吹いて
       あどけない子が 日曜日
       畳の上で 遊びます
       お太鼓叩いて 笛吹いて
       遊んでいれば 雨が降る
       櫺子の外に 雨が降る

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posted by Fukutake at 16:04| 日記